アーカイブ

Month: March 2009

  • 消費者が変わる-マーケテイング総力戦の時代来る(1)

    これからのマーケテイングが直面する最大の課題は“多様性”である。 この“多様性”というテーマをマーケテイングはどう向き合っていくのかがますます問われてくる。 “多様性を生き抜くオバマの戦略コミュニケーションの視点から、このテーマを考えてみる。...

  • 「あるべきメッセージの姿とは」クライシス・コミュニケーションの視点から(5)

    クライシス・コミュニケーションの視点から、小沢民主党代表の3月4日の記者会見メッセージをシミュレーションする! 1.辞任を発表する。事実については調査中であるが、その事実はともあれ、国民が“疑念”を抱くようなことになってしまったことに謝罪する。早く国民の“疑念” を払拭するために、早急に新たな民主党代表を選出するために、自らがリーダーシップをとって動いていることを示す。従来より民主党のマニフェストでうたっている公共事業受注企業からの献金全面禁止などの法制化を本格化することも併せて発表する。...

  • AC Forumにて講演

    先週の土曜日(3月14日)AC Forumに参加、マーケテイング的視点から「オバマ現象」を読み解く機会に恵まれた。

  • 「クライシスを生き抜くための6つのポイント」クライシス・コミュニケーションの視点から(4)

    ソーシャル・コンプライアンスはリーガル・コンプライアンスと違って、社会通念、社会常識の変遷とともに、その尺度が変わるということを、前回述べた。 尺度が一定でないため、その都度、どのような判断基準をもってメッセージを発信するかが“鍵”を握る。 クライシスの際に、ソーシャル・コンプライアンスの視点からメッセージ発信するときのいくつかのポイントがある。...

  • 書籍掲載ブログ一覧

    「オバマ現象のカラクリ 共感の戦略コミュニケーション」をブログでご紹介いただいた方に感謝の意を込め、ここに掲載させていただきたいと思います。

  • 「火のないところからも煙はたつ」 クライシス・コミュニケーションの視点から(3)

    クライシス・マネジメント(危機管理対応)は大きく分けて3つの部分から成り立つ。 (1)まず、クライシスによって引き起こされた“火”を消すか。(災害復旧、被害拡大防止などのDamage Recoveryのための対策の実施である) (2)次に法令順守(リーガル・コンプライアンス、Legal Compliance)、つまり法的に問題がないように対応する。 (3)最後に被害者を含む利害関係者、及び世間や社会に対して、コミュニケーション対応をとる。...

  • 「"主張"を避けよ」クライシス・コミュニケーションの視点から(2)

    でお伝えした通り、クライシスのときは“当事者意識”を持って事に当たっているというメッセージを出すことが最重要課題である。 これしかクライシスを乗り越える道はないと覚悟することである。 少しでも“当事者意識がない”と思われた途端にマスコミと世間(世論)は“ハイエナ化”し、一斉に襲い掛かってくるが、“当事者意識がない”と思われないために、絶対にしてはいけない事がある。...

  • 「"当事者意識"を伝える」クライシス・コミュニケーションの視点から(1)

    小沢民主党代表の第一公設秘書が政治資金規正法違反で逮捕された。 総選挙のタイミングが取り沙汰されている中での逮捕なだけに、小沢代表の進退や民主党の動向が注目されているが、クライシス・コミュニケーションの視点から分析すると“あるべき対応の姿”がある程度、見えてくる。 ただ、実際の対応はコミュニケーションの視点以外の観点からも判断されるものなので、“絶対にこうあるべきだ”とここで主張するつもりはない。あくまでクライシス・コミュニケーションの視点からアドバイスをすれば、“こうなる”と言うことである。 そもそもクライシスが勃発すると、まず考えなければならないのが、そのクライシスにより、誰に対して“被害”を与えているかである。 被害が拡がっているのであれば、即刻、それを終息させることが急務となる。 次に原因究明である。被害の拡がりを止めたならば、今度は二度と被害が生じないように再発防止に重点が移る。そうなると原因を早く究明することが必要となる。 最後に、責任の所在を明確にすることである。原因究明の結果によって、しかるべき責任を明確にすることが今度は求められてくる。状況に応じては組織のトップの進退問題にも及ぶ。この優先順位に従ってクライシス対応のプロセスを進めていく。 さて、そのプロセスを進めていく際に、“被害者”も含めた社内外の様々なステークホルダー(利害関係者)に対して適時メッセージを発信していくことになるが、そこでのキモは、 どれだけ“当事者意識”を伝えることができるか である。 “当事者意識”をもって全力で事にあったっているという姿勢を強く示すこと、それができたかできないかがその後のクライシス状況の進展を左右する。 “当事者意識がない”というメッセージが少しでも伝わってしまうとマスコミや世間(世論)は絶対に許さない。 今、マスコミや世間の注目は小沢代表の進退問題である。企業の場合でも商品欠陥や企業不祥事などの企業クライシスが起こった場合に は、企業トップの進退問題が必ず問題となる。そこでどのような対応をするべきかというひとつの判断尺度を提供するのもクライシス・コミュニケーションの重 要な役割である。小沢民主党代表の進退の取り方がクライシス・コミュニケーションの視点からどう評価できるのかをこれから考えていく。...

  • 首相の発言はなぜこれほどまでに“ブレ”まくるのか

    空前のコミュニケーションを組織したオバマには3つの凄いところがある。 対立や違いを超えてアメリカ人の意識をひとつにしたこと。 建国の理念という原点回帰を通じて、アメリカ人を元気にしたこと。 そして、もうひとつは 空前のコミュニケーションを組織したこと...