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Month: August 2009

  • ネットと選挙~インターネットでアメリカを動かした男、オバマ~

    コミュニケーションは力である。 選挙はコミュニケーションの力を最大限に発揮する場であり、コミュニケーションという力を使った戦争とも言える。オバマはネットを使って、大統領選というコミュニケーション戦争に勝った。 ネットの最大の効用は"サイレント・マジョリテイー"の声なき声の可視化である。オバマはネットを通じて"サイレント・マジョリテイー"の"変化を求める"声を可視化した。そして、それをテコにアメリカの大統領になった。「オバマ現象」(Obama Phenomenon)とは、動くはずのない"サイレント・マジョリテイー"が動いたという驚きの現象なのである。...

  • 本日ニコニコ生放送「インターネットと選挙・政治を考える」に出演

    ニコニコ生放送にて中継される、MIAU主催シンポジウム「インターネットと選挙・政治を考える」に出演します。 >>ニコニコ生放送 MIAU主催シンポジウム「インターネットと選挙・政治を考える」 (要ニコニコ動画アカウント) 下記、イベント概要ページからの抜粋です。 8月14日(金)に秋葉原のUDX GALLERYで行われるMIAU主催のシンポジウム 「インターネットと選挙・政治を考える」の模様を生放送します。...

  • 挨拶はコミュニケーションの原点「挨拶をあまくみるな!」

    挨拶はメッセージ発信の基本である。 人間が初めて発するメッセージは”おぎゃー”と泣くことである。これによって人間は”おれはいきているぞ!”ということを周りに理解させる。赤ちゃんが産まれたときに鳴き声を出さなかったら原始時代は正常ではないといってほっておかれる。それは赤ちゃんにとっては死を意味する。メッセージを絶えず発信し続けることによって人は生かされていく。 メッセージの受発信を司る力がコミュニケーションの力である。...

  • いよいよ総選挙、”争点の優位性とは”

    いよいよ選挙が近づいてきた。 今回は最長の選挙期間とあって、何が起こるかわからない。それだけに興味津々である。長年にわたり、選挙関連の仕事に携わる機会が多かったが、やはり選挙での勝敗を決める大きな要因の一つが”争点設定”である。 「争点を先に設定した方が勝つ」というのが実感である。 多くの選挙が「XX選挙」と銘々されている。4年前の総選挙は「郵政選挙」と呼ばれた。通常、この選挙という言葉の前にくるのが争点を示している。...