M&A支援
昨今、新聞やニュースで企業のM&A(合併・買収)という言葉に触れない日はないほど、企業の成長戦略の一環としてのM&Aは一般的になりました。しかし、M&Aを繰り返す企業でない限り、社内にそのノウハウや経験を蓄積することは難しく、交渉過程の要所要所において外部専門家のサポートが必要になります。FHJでは、多彩なバックグラウンドと経験を持つプロフェッショナルを擁し、戦略コミュニケーション®の視点からM&Aをバックアップしています。
FHJが提供する支援のひとつにリーク対応があります。「リーク大国」と外国人投資家をして言われる日本では、上場企業や大型のM&A案件についても交渉事実が事前にメディアにリークにされるケースが多発しています。リークによる既成事実化により合意に向けた動きが加速することもありますが、事前に情報が漏れると、株主、社員、取引先などステークホルダーの間に動揺が広がるだけでなく、交渉中の企業間の信頼関係にも亀裂が入りかねません。リークにより交渉の継続が難しくなり、白紙撤回という事態につながるリスクもあります。そのためM&Aを進める際には、迅速なマスコミ対応や、キーステークホルダーとのコミュニケーションプランなど、影響を最小限に止める備えが不可欠です。
基本合意を受けての正式発表に際しても、すべてのステークホルダーに対して漏れなく、適切なタイミングに、適切な方法で、適切なメッセージを伝えることが重要です。特に、被買収企業のステークホルダーに対してのコミュニケーションは最善の準備をもって臨むべきです。また、人材デューデリジェンスとして、役員・社員に対する意識調査を実施し、人的リスクの洗い出しも行います。この分析結果は、統合後の意識変革プログラムやステークホルダー向けの企業ブランディングにも連動する重要な要素となります。
提供するサービス:
- 規制当局とのコミュニケーション
- ロビイング
- メディア対応プランの策定・実施
- 社外関係者(顧客、取引先、業界関係者等)に対する、コミュニケーションプラン二ング
- 社内コミュニケーションプランの策定・実施