ヘルスケア
近年、ヘルスケア・コミュニケーションを取り巻く環境は大きく変化しています。その一つに、社会における「健康」や「医療」に対する意識の変容が挙げられます。自らの健康に対する意識の向上に加え、医療技術の進歩により、ヘルスケア市場は「治療」から 「予防医療」の領域へと拡大しています。一方、医薬品市場は減速する市場成長に加え、外資系企業の参入やM&Aなどによる業界再編により、今まで以上に競争が激化しており、企業には、患者さんとの双方向コミュニケーションの実現によりニーズを的確にとらえ、それに迅速に応えていくフットワークが求められています。
FHJが提供するヘルスケア・コミュニケーションは、「社会一般の認知不足・誤解・偏見」、「制度の不整備」など医療を取り巻く課題(イシュー)を炙り出し、解消策と併せて可視化させるコミュニケーション手法(イシュー・ブランディング)を強みとしています。情報が氾濫する現代だからこそ、「患者さん中心のアプローチ(Patient Centered Approach)」という基本理念のもと、全ての患者さんに最適の医療を受けていただくことを目指し、「恐怖心を煽るのではなく、患者さんが前向きに疾病(健康)と向き合えるコミュニケーションを実現する」ことを使命としています。
医薬品や医療技術は「適切な患者さん」に、「適切なタイミング」で、「適切な方法」で使用されてこそ意味があります。また、それらの有効性は見た目で確認することが難しい上、誤った使用は健康被害に直結するため、疾病や予防・診断・治療について、エビデンスに基づいた正確な情報を届けるヘルスケア・コミュニケーションは、非常に社会的意義の大きい分野であると私たちは考えています。
提供するサービス:
- OTC製品や処方薬のローンチ・コミュニケーション
- コーポレート・ブランディング
- メディアツアー計画・実施
- 患者(団体)とのリレーション構築サポート
- 大学・研究期間とのタイアップ調査
- 消費者向け健康教育キャンペーンの展開
- 危機管理コミュニケーション
- 製品撤退時コミュニケーションサポート