日本の企業によるM&A成功(公約達成 )率は5割に満たず、海外企業の買収となると、その数字は更に低くなると言われています。それは、被買収企業のデューデリジェンス、バリュエーション算定など、最終契約締結に至るまでの過程に集中するあまり、その後の統合作業が手薄になりがちであることの表れだと言えます。
社員にとっては「その後」こそが本当のM&A。両社の社員が協力し合い、事業目標達成に向かって邁進する新しい企業文化・風土を醸成しなければ、M&A契約締結までの膨大な労力は水泡に帰してしまいます。M&Aは「企業」という文化同士の「衝突」です。企業文化の違いを最前線で感じる社員をいかにケアし、シナジー効果を生み出す新たな土壌を築けるかどうかがポストM&Aの焦点になります。その成功のカギを握るツールがコミュニケーションに他なりません。
FHJは事業戦略や将来のビジョンに関するトップからのメッセージ発信や、社員へのヒアリングなどにより、社員と経営陣の円滑なコミュニケーションを促します。そしてポストM&Aにおける人材交流や人事制度の統合など、包括的な意識変革プログラムの展開により異なる企業文化を融合し、新しい企業価値の創造をサポートします。FHJにはコミュニケーションだけでなく、人事に精通した人材も豊富です。それゆえに人事と社内コミュニケーションという両面から、質の高いポストM&Aコミュニケーションサービスの提供を実現しています。
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