インターネット、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サービスなどの普及により、企業と消費者のコミュニケーションの立ち位置は、この十数年で劇的な変化を遂げました。ひと昔前までは一方的な情報の受け手でしかなかった消費者は、受け取った情報を更に深堀りしたり、自ら情報発信したりする術を得て、より「パーソナライズ」された情報、より「共感」できるブランドイメージを持つ商品・サービスを求めるようになっています。
高度化する今日の消費者ニーズにどう応えるのか。成熟化が進む日本の産業においては、企業ブランド力の向上を視野に入れ、企業価値を育てるマーケティングへ転換するとともに、消費者の「共感」も促す戦略的なマーケティング・コミュニケーションを展開することが、マーケットでの競争優位性を確立・維持する上で不可欠です。
戦略マーケティングの核、それは商品の特性を見つめなおすことにより、矛盾しがちだった商品と広告の発するメッセージを一貫させ、さらにインパクトと広がりのあるマーケティング活動を展開することにあります。様々な視点からの客観的なアプローチにより、これまで見えていなかった商品の可能性を発見し、さらには徹底的なターゲット分析を通して、その情報を求める相手に確実にメッセージを届けることを目指します。
FHJでは、戦略マーケティングの一手法として、社会的課題（イシュー）を用いて世論を喚起し、ソリューションとして商品を紐付ける、イシュー・ブランデイングを採用しています。FHJ独自のリサーチ力を駆使し、商品と関連の深い社会的イシューを発掘し、イシューの顕在化から商品への落とし込みまでのシナリオを構築。社会の「共感」を得られるインフルエンサーとともに多角的なコミュニケーションを展開することでイシューを浮き彫りにし、消費者がその商品へ向かう空気を作り出します。さらには商品イメージや企業のブランド・アイデンティティーの向上を実現する、それがFHJの提供する戦略マーケティング・コミュニケーションです。
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