レピュテーション・マネジメント

企業は広告・広報活動などを通して、絶えず世の中に情報を発信しています。しかし、情報の受け手は、必ずしも企業が意図した通りのメッセージを吸収しているとは限りません。受け手は往々にして独自の解釈を加えて情報を処理しています。ブログやソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の台頭により、誤った解釈や予期せぬ反応が生んだ「二次情報」は瞬く間に世界を駆け巡り、その企業の「レピュテーション(評判)」を形成します。

レピュテーションは、業績や株価といった企業の数字に直結する一要素でもあります。情報の拡散スピードが飛躍的に速まっている昨今、伝えたい相手に正確なメッセージを伝える「レピュテーション」のマネジメントが、企業のますます大きな課題となっています。

フライシュマン・ヒラードは、レピュテーション・マネジメントで権威のある米国ダートマス大学と数理モデルプログラムを共同開発し、株価動向、ステークホルダーへのヒアリング結果などを分析、過去の情報発信により形成された「企業イメージ」を客観的なデータとして可視化することを実現しました。同時に、この分析データを元に、異なるコミュニケーション手法では、株価や売上などの各種ランキングがどのように変動するのかシミュレーションすることも可能となっています。この技術をもとに、FHJでは、過去のコミュニケーションを徹底検証し、レピュテーションを保守・改善に向けた目標設定、コミュニケーションプランの立案・展開など、日々の緻密なコミュニケーション活動に活かすことで、企業目標の達成や揺るぎないブランド構築を目指します。

 

提供するサービス:

    • レピュテーション診断とリスク要因の洗出
    • ステークホルダー向け企業のレピュテーション構築プラン立案・実施
    • 企業ブランドの再構築・活性化に向けた戦略・プログラム立案・実施
    • 企業市民活動と連動したレピュテーション向上プログラムの策定・実施
    • 風評被害などへの戦略的対応