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Month: November 2010

  • “したたかな”コミュニケーション

    企業の対話力 今、企業の対話力が注目されています。企業の対話力の是非が事業の成否に大きく影響するからです。企業の対話力とは何なのかを皆さんと一緒に考えていきたいという思いを今回、セミナーという形で実現させて頂きました。今後は、このようなセミナーを定期的に行い、企業の対話力というものを多くの方々と一緒に考えたいと思っています。 始めるにあたって、私の方から少し今回のセミナーの基本的な考え方について述べさせていただきたいと思います。...

  • 日本に求められる“したたかな”(強かな)コミュニケーション、戦略コミュニケーションの発想(1)

    10月25日―27日と香港でフライシュマン・ヒラードのアジア・パシフィック会議が行われた。36人のアジア・パシフィック(アメリカを含む)の代表が集まった。ヨーロッパからの参加もあった。この会議は定期的に行われており、意見交換の場になっている。 関心はやはり中国。とくに尖閣諸島の問題が結構クローズアップされた。36人とも各国を代表する戦略コミュニケーションの“プロ”達である。彼らが異口同音に言ったことは尖閣諸島の問題では「日本はうまくやったね」ということである。...

  • 中国のレピュテーション・マネジメントを問う ~日本に神風が吹いた!~

    ところで日本側はどうであったか。“神風”が吹いた。「日本は弱い」、「日本はダメだ」、「日本はもっとしっかりとしろ」という印象を、特に日本国民に与えたのは事実だが“実害はない”。 一方、中国には“実害があった”。世界から“嫌われた”ことである。その結果、世界中で中国に対する風あたりが強烈なほど強くなり、中国の資源外交や中国企業の世界進出に大きな支障をきたし始めた。...

  • 「SRM®2010 ソーシャルウェブ時代の最新レピュテーション・マネージメント事情」 セミナーのご案内

    この度、フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社は、来る11月16日(火)に「SRM®2010 ソーシャルウェブ時代の最新レピュテーション・マネージメント事情」を開催いたします。 ソーシャルウェブの台頭により情報量の氾濫が益々加速する中、企業の一方向的な広報/広告宣伝活動の効果は日に日に低下しています。一方で、企業を支える顧客、社員、株主、取引先、事業パートナー、行政当局、政治など様々なステークホルダー(利害関係者・利害共有者)に対する求心力の醸成と安定した関係性の構築が、企業の事業戦略実現のための鍵となっています。...