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Year: 2017

  • コミュニケーションを極めて行くと「強かさ」の本質が見えてくる:戦略コミュニケーションの視座から考える

    コミュニケーションを極めて行くと「強かさ」に行き着く。戦略コミュニケーションの発想とは「強かに」生きるための発想である。人間は基本的に3つのことしかできない。「感じる」、「発想する」、「身体を動かす」。“言葉を語る”のも行動である。その行動の一つひとつが周りを動かし、世の中に影響する。結果、自分の人生も動いていく。 戦略コミュニケーションの発想では、この人間の3つの働きを「受信・戦略・発信」と言い換える。つまり、人間活動とはコミュニケーションそのものとなる。そして、コミュニケーションの巧拙が人間活動の「強かさ」を左右する。コミュニケーションは神様が人間に授けた強かに生き抜くための生存力と言っても過言ではない。しかも、コミュニケーションを強かさのパワーとして発揮するための潜在的資質は誰もが持っている。要はそれらをどう覚醒させていくかが勝負である。   ところが、世の中を見ると、強かに生きている人もいれば、そうでない人など千差万別である。この差はどこから来るのか? それは、ズバリ「受信」のところで勝負が決する。つまり、何を感覚するかで、何を発想するかが出てくる。何を発想するかでどう行動するかが決まる。重要なのは眼の前で起こっている事象・事態をどう感覚するか、そこで独自の世界観を持てるかどうかが出発点となる。それによって独自の発想が生まれ、最終的には行動としての「強かさ」を紡ぎ出す。自分の感覚を磨き鍛えることが人生を面白くする。   そこで、強かな“感覚”をどう鍛えるかについてひとつの工夫を紹介したい。   心を“ゼロ”にする コミュニケーションの要諦は相手を知ることである。完全に相手の身になって発想することができれば相手を動かすことは容易になる。 ところが相手を知ることを一番邪魔する最大の敵は自分である。 自分の好き嫌い、偏見、思い込み、利害などの“煩悩”が邪魔して、相手を知ることを阻む。実績をあげて成功すればするほど自分の我儘度合に拍車がかり相手を素直に受け入れられなくなる。自分の“心”ほど自由にならないものはない。 思い込みは、ある意味ブレないリーダーに取っては重要な資質でもあるが、一方で相手を知る上での障壁ともなる。ここをどうバランスをとるかが肝要になる。そのために自分の心をマネージすることが大切になってくる。相手との対話の前に先ずは自分との対話が重要になる。 それには心を“ゼロ”にする工夫を考えることである。すると相手が見えてくる。「見える」というより「観える」。相手の背後にある見えない風景が鮮やかに観えてくる。そもそも“空気を読む”とは見えないものを見抜くことである。相手がどのような視点や発想をもっているのか。どのような世界観を抱いているのか。どのような相手から影響されているのか。どのような課題を抱え込んでいるのか。それにどう対応しようとしているのか。などなどがジワジワと見えてくる。   概して、優れたリーダーは自分との対話のために必ず何らかの“儀式”を持っている。独自の儀式によって心を“ゼロ”にする工夫をしている。 石川播磨重工、東芝を再生、経団連会長になった“メザシの土光さん”の異名を持つ土光敏夫氏などは早朝お経を唱え、メザシの朝食を摂る。 これが土光流の儀式である。早朝ランニング、呼吸法、ストレッチ、茶道など身体を動かす儀式などは良く聞く話である。 ある業界大手のトップは「スケジュールを書かない手帳」をひとつの儀式にしている。手帳に気づいたこと、新たな発想や経験、感動したことなどを毎日こまめに書き綴って行く。1年経つと新たな手帳を購入、今度は古い手帳の1年前の日付の内容を新しい手帳に書き移す。もちろん、取捨選択をしながら書き移し、新たな発想や考えは書き加える。これは1年前の自分との対話である。   もうひとつ面白い例を挙げる。2005年、俗に言う「郵政選挙」に財務省を辞めて立候補するも落選、2009年の政権交代選挙に当選するまでの4年間地元行脚をした政治家の話である。先輩議員から「お前は人を見定めるきらいがある」と忠告される。財務省での仕事柄、人と会うと自動的に相手を見定めてしまう。これが非言語で相手に伝わり印象を悪くする。そこで考え出したのが「ラブラブ光線」である。 応援者の方々に挨拶行脚する際にこのラブラブ光線を放射するのである。相手がドアを開けた瞬間に放射する。どんな人が出てこようが「I LOVE YOU」と心に言い聞かせ放射する。これはなかなかの難業である。しかし、彼は6ヶ月でこの「ラブラブ光線」を完成させる。 心の底から思い込むと不思議なもので非言語を通じて相手に伝わる。人間は初めの10秒で初対面の相手の印象を決めてしまう。最初の10秒で相手に好印象を残すことが重要である。   「世界は我々が見ているものであるが、しかし同時に“我々は世界の見方を学ばなければならない”」 「ヘーゲル以降」を生きる哲学者として異名をもつM.メルロ・ポンティの言葉である。 欧米化、グローバリゼーションの風潮の中で、世界に勝つための方法論だけでなく、世界観までも借り物になっている日本のリーダーが目立つ。一見、聞こえの良い世界観を唱えるが、中身はグローバルから借りてきた横文字の言葉で羅列されているだけである。 方法論は客観的に判断、取捨選択をすれば良いが、それらを使い何を実現するのか、それによって何が変わるのかという自分の世界観は借り物ではダメである。強かさの本質は先ずは自分の目の前で起こっていることをどう見るかである。そこが借り物では全てが崩れる。感覚を磨く。事態を直覚する。知識の呪縛を排除する。自分の心をゼロにする。ここに強かさを発揮する真理がある。...

  • FHスポーツ&エンターテイメント設立のお知らせ

    グローバル戦略コミュニケーション・コンサルティング会社であるフライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社(代表取締役社長:田中慎一、本社:東京都中央区)は、本年11月7日(火)に、日本国内で新事業部となるFHスポーツ&エンターテイメントを設立、サービス提供を開始いたしました。   スポーツやエンターテイメントの力で企業価値向上と社会価値向上の両立を実現するサービスを提供! ビジネスのグローバル化が加速する中、経済的価値を創出しながら、同時に社会的価値を生み出し、次なる成長の推進力につなげようと取り組む企業が増えています。特にグローバル市場では、企業が社会にどのような価値をもたらしているのかに強い関心を持つステークホルダーが増えていることが背景にあると考えられます。また環境問題、ライフシフトや高齢化に伴う社会課題の解決へのニーズが高まる中で、企業が事業成長と社会課題の解決を同時に実現していくことの重要性も高まっています。アスリートの経験や知見は、社会課題の解決に役立つ要素が多数あり、スポーツやエンターテイメントには、人の心や行動を動かし、人を楽しく元気にして、社会を変える力があると考えています。今やスポーツは、政治的、経済的、さらに文化的にも、人々の生き方や暮らし方に重要な影響を与える存在です。FH スポーツ&エンターテイメントは、このスポーツの力を活用し、これまで企業の事業成長を実現してきた戦略コミュニケーションの知見と組み合わせたサービス提供を行うことで、これらの企業の取り組みを支援し、企業価値向上と社会価値向上の両立を実現、日本のスポーツ界および社会の発展に貢献していきます。 FHスポーツ&エンターテイメントの強みと想い FHスポーツ&エンターテイメントの一番の強みは、プロジェクトに関わる人財です。テクノロジーの急速な進化によりコミュニケーションの環境変化により、社会や企業、個人の課題はますます複雑化し、課題解決に向けて常に新しいソリューションを生み出すことが求められています。そのソリューションを、スポーツを活用して実現していくために最も重要なのは、プロジェクトに対する“情熱”です。それに加えて、スポーツの本質的価値である妥協しない心、地道な努力、やり抜く力、楽しむ精神、フェアプレー精神のスポーツマンシップを踏まえたメンタリティが重要になると考えています。我々はこの情熱とメンタリティに加えて、スポーツ界のみならず、国内外の他業種の戦略コミュニケーションの経験を持ち合わせた人財で構成しています。 これから日本にて国際スポーツイベント開催を控えた絶好の機会におけるチャレンジは、日本において、企業や社会、スポーツ界の将来の成長を左右する重要なものになると考えています。これからも多くの皆様とチャレンジをしてまいります。   詳細については、下記FHスポーツ&エンターテイメントHP(www.fhsports.jp)をご覧ください。...

  • 「強かな」立ち位置とは何か? 戦略コミュニケーションの視座から考える

    グローバリゼーションという異種格闘技戦が国内外で本格化する中でリーダーも企業も「強かな」立ち位置をつくることが生き抜くための鍵を握る。そこで重要なことは強かな立ち位置をつくれるだけのしっかりとした“根っ子”があるかどうかである。根っ子のない立ち位置などはこのグローバル化という旋風に晒されれば、どんなに規模が大きく、有名で実績があったとしても「あっ」という間に吹き飛ばされてしまう。 “根っ子”とは、そのリーダーや企業が持っている独特な感覚・発想・表現である。強かな立ち位置を持っているリーダーや企業には、必ずこの独自な“根っ子”がある。 戦略コミュニケーションの視座から言い換えると受信・戦略・発信である。所詮、人間も企業もその生存活動を煎じ詰めれば、この3つの機能に絞り込める。 先ず、どう今の世界を感覚(受信)するか、それに対してどう発想(戦略)するか、その発想したことを実現するためにどう表現(発信)するか。この3つの機能を独自性を活かしどのように設計し、そのプロセスを確実に仕切るかがリーダーにとっても、企業にとっても強かな立ち位置をつくるための必要不可欠な“資質”である。 日本のリーダーや企業はこれから国内外でその立ち位置の「強かさ」がますます問われてくる。その“根っ子”は借り物では用をなさない。日本特有の価値観の中で培ってきた独自の“持ち味”から「感覚する」「発想する」「表現する」ことがどうしても必要になってくる。日本のリーダーや企業が世界に伍して行くには、その“持ち味”を遺憾なく発揮できるところで勝負するしかない。 そもそも「強かさ」(したたかさ)とは何か?同じ漢字でも「強さ」(つよさ)とはそのニュアンスが違う。英語には「強かさ」に匹敵する表現が見つからない。StrongやPowerful ではどうもしっくりこない。これらの用語はその力の行使が直接的、直線型であるのに対して「強かさ」はより間接的、曲線型であるイメージを持つ。 あえて言えばResilience(弾力性がある)とFlexible(柔軟性がある)の要素を加えると近似的になる。「強かさ」には狡賢い、正直でなない、一筋縄ではいかないなどのネガティブな要素とプロセスはどうであれやり遂げる、めげない、てごわい、最後は勝つといった積極的な側面があり、これらの要素が渾然一体となっている。 「強かさ」とは欧米流の考え方では完全には捉えにくいニュアンスを持っているのかもしれない。何れにせよ、「強かさ」の本質をしっかりとおさえ、自らの“根っ子”の部分を見極めることである。強かに感覚するとは何か、強かに発想するとは何か、強かに表現するとは何か。 絶えず自問自答する。その中から「強かさ」を体得する道筋が見えてくる。 「強かさ」と問われると、何時も思い出す語句がある。 禅の言葉である。 それは「融通無碍自由自在、随所に主となれば立処皆真なり」である。 どんな場合でも、どんな状況でも、どんな時でも、誰に対しても、何事にもとらわれず柔軟に主導性を発揮するという意味である。 仏教に影響を与えた紀元前4世紀の中国の古典「老子」がある。その中でこの禅の言葉の本質を「究極の強かさの象徴は“水”なり」と表現している。 老子は水の「強かさ」を3つの特徴でまとめる。 ① 水はどんな容器にも自らの形を合わせる。究極のフレキシビリテーを発揮する。 ② 水はいざという時は大きな岩をも削り取る力を創出する。 ③ 水は周りにとって無くてはならない存在であるのに自己主張はしない、威張らない。 ある意味で、そこには東洋的な視座からの「強かさ」の本質が示されている。 誰に対しても、どのタイミングでも、どの環境でも融通無碍自由自在に期待に応える。 しかし、周りの言いなりになっている訳ではない。いざという時には大きなインパクトを与える力を発揮する。 結果として、「無くてはならない存在」になる。でも自分は偉いぞと主張せず威張らない。 今後、企業のグローバル生存を賭けた立ち位置の戦いが始まる。日本のビジネスリーダーや企業は日本人特有の感度、感覚、発想をベースにその立ち位置を作り込むことが求められてくる。欧米流とは違った独自の強かさを発揮できる立ち位置で勝負することが至上命題になる。...

  • グローバリゼーションの本質は“想定外”、“掟破り”、“場外乱闘”

    有事365日の時代のビジネス戦争に勝つためにはコミュニケーションを経営戦力とする発想が求められる “グローバリゼーション”という世界規模のビジネス大戦争が始まっている。2020年は日本企業がグローバリゼーションの戦いに本格参戦する象徴の年という認識が定着しつつある。従来の中期計画の枠を越えてプラン2020を持つ企業が増えているのもそれが背景にある。2020年はオリンピック以上に日本のビジネスにとって意味深い年となる。それまでにどれだけ、グローバル大競争への備えを準備できるかがポスト2020年の日本企業のグローバリゼーションの命運を握る。   その波動の中で多くの日本企業が従来のビジネスモデルでは戦えないという自覚が出てきている。 従来の事業モデルが生み出すバリューで本当に世界で戦えるのか? 国内外を問わず今の社内意識で世界と互角に伍せるのか? 築き上げてきたブランドのままで新たな顧客層を取り込めるのか?持続可能な社会に対する地球規模での関心が高まる中で従来のCSR活動のあり方はどう変えればいいのか?グローバリゼーションが本格化する中でグローバル企業としての立ち位置をどうつくっていくのか? これらの課題を解決する処方箋を2020年までには目処を立てることが日本企業に求められている。   一方、企業間“競争”の次元も変わってきた。“場外乱闘”という事態が始まっている。従来のように「市場」というリングの上で、廉価で良質の商品・サービスを提供、マーケットシェアを高めるだけでは市場で勝てない事態になっている。市場というリングの外で競争相手を引きずり落とす掟破りなやり方が横行している。企業間同士の訴訟戦争がグローバル規模で拡大する。当局や世論を動かして競争相手を不利な競争条件下に置く。投資家や株主を囲い込み、敵対的M&Aや委任状争奪戦を仕掛ける。 既存のビジネス市場に無料でサービスを提供、圧倒的シェアを確保、別のビジネスで稼ぐ。社会主義国がグローバル化の主戦場になる中で企業間競争の中に国が乱入してくる。戦略的に競争相手の営業秘密や人材を盗む。 正にビジネスにおける戦い方のパラダイムシフトが起こっている。 多くの日本企業はこの掟破りな攻撃に対して戸惑う。何故なら、この状況を仕切る、あるいは逆に仕掛けるアドバイザーやコンサルタントが日本では圧倒的に欠如しているからである。従来のような正攻法的なビジネス競争を前提としているコンサルティングでは太刀打ちできない状況になっている。   加えて、経営を取り巻く環境が「鬼は外、福は内」から「鬼は外、鬼は内」へと変貌している。鬼は社外だけでなく、社内にも潜んでいる。終身雇用の終焉、多様なキャリア志向への傾向などが社員の帰属意識を希薄化している。 良し悪しはともかく内部告発は日常化している。グローバル展開が進むに従い社員の日本人比率が急低下、組織全体の求心力が弱まってくる。逆に、日本人社員の意識がグローバル化を進める上で最大の障壁となる。グローバル戦略の一環で海外の企業を買うもカルチャーの軋轢、現地経営陣との対立などで失敗する。社内に話したことが社外にダダ漏れでレピュテーション毀損が起こる。購入していた部品が突然リコールでクライシスに引きずり込まれるなどサプライチェーンがやばい。 正に“内輪の世界”の激変が起こっている。経営において長年培ってきた社員やサプライヤーとの信頼関係はもはや十分条件ではない。また、「社内のことは社内が一番知っている、社内のことは社内でやる」という自前主義が企業を崩壊させる時代になってきている。この発想の転換は否が応でもでも日本経営は迫られてくる。   グローバリゼーションを機にビジネスの世界は有事365日の時代に入った。24時間大小様々なクライシスが起こっている。それらを事前に察知しながら手を打っていく、未然に摘み取っていく有事対応への意識と体制が必要となる。製造業で戦後最大の破産の元凶となったタカタのエアバッグリコール問題は米国で公聴会が開かれるなど2014年に公に騒がられるようになったが、2000年代の初めにはすでに問題の兆候があり、そこで手を打っていれば今回のような事態を回避できた可能性はある。最早、企業は平時の経営から有事の経営に意識を切り替えることがグローバリゼーションの大競争時代を生き抜くための必須条件になってきている。   この有事経営の最大の武器がコミュニケーションである。コミュニケーションを有事対応の“盾”とする。コミュニケーションを戦略実行の“矛”とする発想を持つことが必須である。コミュニケーションを“力”として認識する。そもそも、コミュニケーションとは神様が人間に与えた生き抜くための力である。企業も意識するかしないかにかかわらず、その力の恩恵にあずかっている。ただ、それを力と意識して使うことがコミュニケーションを経営戦力にする。コミュニケーションの経営戦力化なくしては日本企業のグローバリゼーションは覚束ない。...

  • 「 ”消費者が思わず語りだす” AI時代のカンバセーショナル・マーケティング 無料セミナー」大好評のうちに終了

    フライシュマン・ヒラード・ジャパンは、平成29年8月2日(水)、ベルサール六本木コンファレンスセンターにおいて「 ”消費者が思わず語りだす” AI時代のカンバセーショナル・マーケティング 無料セミナー」を開催しました。本セミナーでは、様々な企業の広報・PRご担当者様にご参加頂き、多くのお客様から「本当に無料でいいのか」と言った声も頂き、大好評のうちに終了いたしました。 AIテクノロジーが進化する中でマーケターに求められるクリエイティビティ、カンバセーショナルな話題作りとは?をテーマに、弊社グループ、ブルーカレント・ジャパン代表の本田哲也とフライシュマン・ヒラード・ジャパン シニア バイスプレジデント&パートナー馬渕邦美による対談から始まり、その後はマーケティング・広報の第一線でご活躍されている事業のご担当者様によるセッションなど、計四部構成で開催しました。 第一部は弊社グループより、本田哲也と馬渕邦美が、戦略PRとデータ/AIの相関性やカンヌに見るクリエイティビティの変化、マーケターに求められる観点について最新事例を対談形式で紹介しました。 第二部はドミノ・ピザジャパン執行役員CMOの富永朋信様をお招きし、物事の本質を捉える思考方法や見極め方を、これまでのご経験に基づいた成功事例にまつわるエピソードとともに、富永様ならではのユーモラスな表現でお話し頂きました。 第三部はキリン株式会社デジタルマーケティング部 主務の松岡様より、AIやBig Dataを活用した未来の可能性と、PR施策における”体験”を通じたコニュニケーションの重要性を、本セミナーでしか聞けない自社のプロモーションも交え熱く語って頂きました。 第四部では「話題を生み出すクリエイティビティ」をテーマとして、ジョンマスターオーガニックグループ 執行役員マーケティング本部長 日高様、ル・クルーゼジャポン マーケティング部PR&ブランドコミュニケーションマネージャー 堀内様、中部電力広報部 制作グループ 主任 林様の3名によるパネルディスカッションが弊社バイスプレジデント尾澤恭子のモデレーションの下で繰り広げられました。 各パネラーの多様性に満ちたご経験から生み出されるデータ活用や、様々なアイデア誕生に至った赤裸々なトークも飛び出し、女性ならではのパワーとエネルギー溢れるトークセッションとなりました。 フライシュマン・ヒラード・ジャパングループは、PRや広告の枠を超えた戦略的なブランド・コニュニケーション施策で皆様の成功を強力にサポートいたします。 今後も定期的にセミナーを企画して参りますので、より多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。  ...

  • 戦略コミュニケーションのフライシュマン・ヒラード・ジャパンが、 「消費者が思わず語りだす」AI時代のカンバセーショナル・マーケティング 無料セミナー  8月2日(水)六本木で開催します

    ブランドマーケティングセミナーを開催する運びとなりましたので、ご案内させていただきます。   ◆◇---------------//セミナー概要//---------------------◆◇ データとAIの時代、働き方や消費そのものが大きな変化を迎えています。 マーケティングの領域においても、AIによる広告運用の自動化、リアルタイムの消費行動データトラッキングなどが、まさに実用化されようとしています。 今後、マーケターが向かうべき大きなフロンティアの一つは、ブランドの課題解決や消費者とのコミュニケーションにおける、タッチポイントを超え話題を生むクリエイティビティだと我々は考えます。 当セミナーでは、消費者が「思わず語りたくなる」、“カンバセーショナル・マーケティング”の実践のポイントを、事業主側の事例や取組みを通じご紹介します。   【セミナー詳細・お申し込みページ】 https://goo.gl/forms/FGPKJDx9638muyS92   【対象企業:製品やブランドのPRなどでお悩みの担当者の方に】 ■製品、企業の効率的なブランディング施策を模索している ■新製品ローンチや販促にともなうキャンペーン・プロモーション方法を探している ■ソーシャルメディア、デジタルの最適な活用方法について試行錯誤している 【開催日時】 2017年8月2日(水)13:30~16:30 (13:00開場) 【会場】 ベルサール六本木コンファレンスセンター (東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー9階) 【参加費】 無料(事前登録制) 【定員】 80名(定員になり次第締め切りとさせて頂きます。予めご了承ください) 【講演内容】 *最新情報をお届けするために、下記内容は一部変更となる場合があります。 ■広告、PR、ソーシャルの垣根を越えた、最新のマーケティングコミュニケーションテクニック ■いま、マーケターに求められるクリエイティビティとは ■テクノロジーに惑わされない、人間とコンピュータの良好な付き合い方 ■最新事例紹介 【登壇者】順不同 ■ドミノ・ピザジャパン株式会社 執行役員 CMO 富永 朋信氏 ■キリン株式会社 デジタルマーケティング部 松岡 貴英氏 ■ル・クルーゼジャポン株式会社 マーケティング部 PR&ブランドコミュニケーションマネージャー 堀内 亜矢子氏 ■株式会社ジョンマスターオーガニックグループ ジャパンカンパニー 執行役員・マーケティング本部長 日高 千絵氏 ■中部電力株式会社 広報部 制作グループ主任 林 京子氏 ■フライシュマン・ヒラード・ジャパン 馬渕邦美 ■ブルーカレント・ジャパン 本田哲也 モデレータ:フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社 尾澤 恭子 【セミナー詳細・お申し込みページ】 https://goo.gl/forms/FGPKJDx9638muyS92   【フライシュマン・ヒラード・ジャパングループについて】 世界屈指の戦略コミュニケーション・コンサルティング企業として、「業績へのポジティブインパクト」という、クライアント企業が求める結果に寄与する包括的ソリューションを提供することで、その企業価値を高めてきました。 今日、フライシュマン・ヒラードは、広告、PR、マーケティング、コーポレート・コミュニケーションにおいて世界をリードするグローバル・ネットワーク、オムニコム・グループ(Omnicom Group Inc., NYSE: OMC, omnicomgroup.com)の一員として、本社を置く米国セントルイスをはじめ、北米、ヨーロッパ、アジア・オセアニア、中東、アフリカ、中南米などに広がる約80のグローバル拠点において、各地域・国のマーケットに根ざした、質の高い総合的なマーケティング・コミュニケーションサービスを提供しています。   ◆◇-------------------------------------------------◆◇...

  • 2020年に向け、グローバルスポーツマーケティングにおけるスポンサーシップのセミナーを実施しました

    2020年まで3年に迫る中、先週5月18日(木)にスポンサーシップの効果の最大化に向け、グローバルマーケティングで多くの実績を持つGMR Marketing(以下、GMR) と共同開催でセミナーを実施しました。 基調講演では、筑波大学大学院 准教授/つくば国際スポーツアカデミー(TIAS)スポーツマネジメントディレクター 高橋義雄氏から日本のスポーツ界をとりまく環境や課題を踏まえ、2020年にむけて取り組むべき方向性についてお話をいただきました。 スポンサー各社や多くの関係者の皆様にご参加いただき、スポンサーが直面している課題やその対応、大会への期待について、GMR、弊社およびニールセンスポーツの経験豊富なコンサルタントから事例を交えた紹介とディスカッションをさせていただきました。 セミナーの内容についてご質問などありましたら、弊社お問い合わせ窓口 generalJP@fleishman.comまでお問い合わせください。...

  • 戦略コミュニケーションの発想から見るリーダーシップ論とは

    リーダーシップの本質は意識との戦いだ。それを発揮するには“武器”が必要だ 武蔵と小次郎、巌流島の戦い。上段の構えから木刀を振り下ろす武蔵、それを八相の構えで長刀で迎え撃つ小次郎。 これが自分がリーダーシップ研修をする際の表紙の図柄である。 グローバル化が急速に“侵攻”する中でリーダーシップを求める声がビジネスの世界で再び連呼され始めている。リーダーシップについての議論は今に始まったことではない。この20年、百家争鳴、様々なリーダー論が世の中を賑わした。しかしながら、どうも腹落ちするものが少なく、消化不良気味なものが多い、「べき論」はあるが「実践論」が弱い感が否めない。 この20年、リーダーシップ研修をトップから中堅、若手まで様々な業界で幅広く実施してきた。その中で戦略コミュニケーション®の発想から見たリーダーシップ論はかなりイケると実感している。 武蔵と小次郎の対決をリーダーシップ研修の冒頭に出す意図は、リーダーシップの本質は意識との戦いだ。それを発揮するには“武器”が必要だ。敵をしっかりと倒す手法が不可欠だ。その武器を磨く日々の修練が大事だという視座を知ってもらうためである。 更には、リーダーシップの武器論というよりも“武器”そのものをどう作っていくかに議論のフォーカスを当てることを狙いとしている。 リーダーには人の意識を変え、それを動かす力学が必要だ そもそもリーダーシップとは何かと聞くと、ビジョン・志・思いなどを持っているという要素説。人間的魅力、尊敬される、公正・公平に思われるなどの性善説。導く、引っ張るなどの君子説などが多く出てくる。試しに、トランプ米国大統領はリーダーかと尋ねると「リーダーではない煽動者」という答えが案外に多い。煽動者と先導者をはっきりと分ける思考である。Leadership vs Dictatorshipである。 リーダーか煽動者かどうか、その定義論はともかくとして、実践的なリーダーシップ論を展開するのであれば、リーダーの使命は「事を起こす」ことであると認識した方が有効である。その起こした事をどう評価するかは別次元の話である。 人の世である限り、自分以外の人間を動かさない限り何事も起こらないのが世の常である。リーダーシップとは人を動かしてナンボの世界なのである。 人を動かす際に立ちはだかる最大の敵は相手の意識である。人の意識の壁を粉砕する武器がコミュニケーションである。 人を動かす方法は他にもある。相手に有無を言わせず動かす“武力”。人間の物欲に訴える財力も然り。法的、組織的なルールなどを決め事として強制する権力は日常的に行使されている。しかしながら、これらの力はそれを行使する際に“反作用”を生み出すという難がある。武力を使えばやり返される。財力は金の切れ目が縁の切れ目。権力は不満や嫉みを買う。この反作用が厄介なのである。 コミュニケーションの力は基本相手の意識に働きかけ納得・共感を得て動いてもらう。よって反作用が少なく、コストパフォーマンスが高い。有史以来、人間が人を動かすために最も使ってきた力なのである。 戦略コミュニケーション®という発想をもつ。人を動かす最強の武器になる コミュニケーションを理解し合う、意思疎通をはかる、思いを伝える、相手の思いをわかるなど事象面での認識は意味がない。 「人を動かす力」であると意識することが肝要である。1人では生きていけないのが社会動物“人間”の性である。自分以外の人間に動いてもらわないと生きていけない。コミュニケーションとは神様が人に与えた生き抜くための力である。 日頃から空気のような存在であるため、コミュニケーションを力学として意識する事に慣れていない。折角与えられた力を十二分に発揮できないのである。これは非常にもったいない話である。コミュニケーションを力だと意識するだけでリーダーにとって最強の武器を手に入れることができる。 戦略コミュニケーション®とは造語である。戦略とコミュニケーションは表裏一体であるとする発想である。どんなに戦略が良くても、それを実現するために様々なステークホルダーが動いてくれないと実現しない。人を動かすコミュニケーション戦略がなければどんなに立派な戦略も絵に描いた餅である。コミュニケーション無くして戦略無しである。戦略もコミュニケーションもコインの裏表である。これからの戦略づくりは戦略ができてから、コミュニケーションをするのでは変化のスピードに遅れる。動かすステークホルダーの視点を予め抑えながらコミュニケーションの視座から戦略を作り込む時代へと大きく変わる。 個人の世界も同じである。自分の思いや夢を実現させ、人生を生き抜くために自分のコミュニケーション力学を磨きあげることが不可欠である。 戦略のコミュニケーションを持つ。企業も個人も人を動かす最強の武器を手にすることが求められてきている。...