アーカイブ

Year: 2012

  • リーダーの対話力は格闘技(孫子を実践的に読み解き直す4)

    October 4, 2012

    孫子に「善く戦う者は、人に致して人に致されず」とある。 戦いに勝つ者は相手を動かすが、相手には動かされないという意味である。戦いとは相手を動かすか、相手に動かされるか、ギリギリのところで勝負を競う。 リーダーの対話力の本質も、正に「人に致して人に致されず」である。...

  • コミュニケーション技術評議会

    August 23, 2012

    フライシュマン・ヒラード・ジャパンおよびグループ会社各社では、半期に1度合同で「戦略コミュニケーション技術評価会」を開催しています。 これはコミュニケーションを技術として捉え、その向上を目的として実施している社内イベントです。半期を通じて各グループが得た知見を共有し、議論を行い、日々提供させて頂くコンサルティングやサービス開発等に活かしております。 クライアント様との秘密保持契約のため詳細については記載することができませんが、当日議論された内容について簡単に紹介させて頂きます。 「グローバル広報」 グローバル化が進むにつれて、日本国外に進出する企業が増えています。 「グローバルでことを動かすことは決して簡単ではない」 日本人は概してコミュニケーションに苦手意識を持っているというものの、海外に支社を持つクライアント様を担当しているスタッフも多いため、いかにこれを克服していくか、熱のこもった議論がされました。グローバル化を進めるクライアント様に対してどのようなサービスが提供できるのか、既にお手伝いさせて頂いているスタッフが議論をリードし、経験豊富なアドバイザーも交えてサービスを充実させるための方向性を探りました。 「プランニングインサイトの重要性」 フライシュマン・ヒラード・ジャパングループでは、各社ともに異なる専門性・強みを持っています。しかしいずれのグループでも、プランニングの際に重要となるのはターゲットインサイト。各社がどのようにインサイト分析を行なっているのか、インフルエンサーを選定する際にリスクヘッジも重要であるといった知見の共有と活発な議論が行われました。ここでの議論を経て、マーケティング・コミュニケーションを専門とするグループとインターナル・コミュニケーションを専門とするグループ、それぞれの知見を交換しあい、サービスの向上に繋げようとする新しいプロジェクトが進行中です。 「ソーシャルリスニング」 フライシュマン・ヒラードは自社をComplete Communication Agencyと定義し、手法やメディアの種類に囚われず、グローバルにコミュニケーション・コンサルティングを行なっています。メディアをPaid/Earned/Owned/Shared (PESO)という4つに分類すると、従来型の広報代理店の強みはPaidやEarnedメディアにあり、今後の大きな可能性の1つはOwned/Sharedメディアでのコミュニケーションにあると考えられるでしょう。そしていまテクノロジーの進歩により、Owned/Sharedメディア上に溢れる人々の声を、ほぼリアルタイムで拾い、分析すること、「ソーシャルリスニング」が可能となりました。これを各グループのサービスといかに組み合わせ、進化させていくか。デジタルグループが紹介した先行事例を元に議論されました。   「レセプション」 濃密な一日の後は、恒例のレセプションも開かれました。社員一同、リラックスして会話を楽しみました。 戦略コミュニケーション技術評価会が終了すると、フライシュマン・ヒラード・ジャパングループの半期は一区切り、また新たなスタートを切ります。 現在、弊社では新たに戦略コミュニケーションコンサルタントを募集しております。経営企画、経営戦略、広報、PR、IR、財務、人事、マーケテイング、渉外など幅広い分野からご応募を受け付けております。以下ページから詳細をご確認の上、ぜひご連絡下さい。 →採用情報:戦略コミュニケーション・コンサルタント 今後ともフライシュマン・ヒラード・ジャパングループをどうぞよろしくお願いいたします。...

  • 日本のリーダーの対話力をダメにしている4つのポイント(孫子を実践的に読み解き直す3)

    August 9, 2012

    何故、日本のリーダーの対話力は概して低いのか。4つの理由がある。 (1)そもそもコミュニケーションを力として認識していない。 コミュニケーションというと意思疎通を図る、情報共有する、仲良くするなどその事象面での理解で留まっている。飲みニュニケーションなる言葉が使われているぐらいである。 コミュニケーションを事象面で理解するのではなく、その目的から考えれば、コミュニケーションはスバリ「人を動かすパワー」である。この認識は比較的世界の常識になっている。...

  • リーダーシップと対話力(孫子を実践的に読み解き直す2)

    July 26, 2012

    リーダーシップの本質は相手を動かすことである。 リーダーは様々な相手を事業戦略実現のために動かす。社員、組合、顧客、取引先、政府当局、投資家、地域社会、世論などである。所謂、ステークホルダー(利害関係者)である。リーダーは対話で相手、すなわちステークホルダーを動かす。...

  • 孫子を実践的に読み解き直す

    July 20, 2012

    人間の最大の敵は人間の意識である。有史以来、これは変わらない。 今、世界が直面している様々な問題においても突き詰めていくと最終的には人の意識が変わらないという一点に行きつく。「敵は内にあり」で人間自身の問題なのである。 人間の意識の中に人間の最大の敵が隠れている。...

  • ソーシャルメディアアカウント

    June 21, 2012

    戦略コミュニケーション®及び弊社関連ソーシャルメディアアカウント一覧です。 Twitter: @ShinTanaka https://twitter.com/#!/ShinTanaka Facebook Page: Shinichi Tanaka(田中慎一/タナカシンイチ) https://www.facebook.com/StrategicCommunication   Youtube: fhjapan https://www.youtube.com/user/fhjapan  ...

  • コミュニケーションという視点で世間を見る。新たな発見が。

    May 25, 2012

    ブログを書き始める。最後、書いたブログは昨年の8月一年以上も前になってしまった。理由は3.11の震災。あの事件以来、世の中の流れも変わった。自分の意識の有り様も変わった。3.11の震災は日本人にとって一つの節目である。新たな気持ちになってブログを再開する。 コミュニケーションという視点で世間を見る。新たな発見が。 一度、コミュニケーションを主軸において世間を見ることをお勧めする。所詮、人の世は「つながり」と「しがらみ」の世界。人のコミュニケーションの在り方が、「つながり」と「しがらみ」をつくる。...

  • 戦略コミュニケーションコラム

    April 10, 2012

    弊社代表 田中愼一のコラムです。 コミュニケーションの視点から見た信長論 第一弾 コミュニケーションの視点から見た信長論1:はじめに コミュニケーションの視点から見た信長論2:信長と銭 コミュニケーションの視点から見た信長論3:信長を見る現代的視点 コミュニケーションの視点から見た信長論4:信長における評価指標 – 1 コミュニケーションの視点から見た信長論5:信長における評価指標 – 2 コミュニケーションの視点から見た信長論6:信長における評価指標 – 3 コミュニケーションの視点から見た信長論7:コミュニケーションと信長 コミュニケーションの視点から見た信長論 第二弾 信長のリーダシップの本質1:戦略コミュニケーションの発想 信長のリーダーシップの本質2:先を読み取る力 信長のリーダーシップの本質3:ビジョンの提示 信長のリーダーシップの本質4:人を動かす仕組み作り 信長のリーダーシップの本質5:情報専門家集団 信長のリーダーシップの本質6:安土城・ビジョンの展示場 小泉純一郎の戦略コミュニケーションの本質 小泉純一郎の戦略コミュニケーションの本質1: 小泉純一郎は救世主かヒットラーか。~敗者の視点から~ 小泉純一郎の戦略コミュニケーションの本質2: 小泉流メッセージ力学の本質 世論という「公(おおやけ)」の力のマジック 小泉純一郎の戦略コミュニケーションの本質3: 小泉流50/50(フィフティー・フィフティー)の原則 小泉純一郎の戦略コミュニケーションの本質4:小泉的 vs 小沢的 どっちの料理ショー 小泉純一郎の戦略コミュニケーションの本質5: 世界では通用しない小泉流メッセージ力学 戦うコミュニケーションの発想の原点、世界最古の兵書「孫子」 戦うコミュニケーションの発想の原点、世界最古の兵書「孫子」1: 戦うコミュニケーションの発想から「孫子」を切る 戦うコミュニケーションの発想の原点、世界最古の兵書「孫子」2: 戦うコミュニケーションの本質 “人間の意識を囲い込め! (前編) 戦うコミュニケーションの発想の原点、世界最古の兵書「孫子」3: 戦うコミュニケーションの本質 “人間の意識を囲い込め! (後編) 戦うコミュニケーションの発想の原点、世界最古の兵書「孫子」4: 計篇(その一) 戦うコミュニケーションの発想の原点、世界最古の兵書「孫子」5: 計篇(その二) 戦うコミュニケーションの発想の原点、世界最古の兵書「孫子」6: 計篇(その三)...

  • メディア掲載情報

    March 22, 2012

    弊社関連記事、最近のニュース一覧です。イベント・講演情報・メディア掲載情報などを掲載しております。 【メディア情報: 朝日新聞夕刊(7月3日付) 】民意をつかむ 米大統領選から2 /好感度測り演説に生かす 弊社代表田中のインタビュー記事が、2012年7月3日付の朝日新聞夕刊 2面に掲載されました。紙面にてぜひご覧下さい! 民意をつかむ 米大統領選から2 /好感度測り演説に生かす 【メディア情報: BUAISO.net】日本人が世界に貢献するリーダーになる 弊社代表田中のインタビュー記事「日本人が世界に貢献するリーダーになる」が、フリーペーパーBUAISOに掲載されました。BUAISOネット版にも掲載されております、ぜひご覧下さい!→ http://bit.ly/Hm793l なおBUAISOは首都圏および東海エリアの駅および店舗にて配布しております。配布場所詳細はこちら buaiso.net/information/buaiso/distribution/ 2012年04月06日   【インタビュー: Globis.jp】「日本再創造へのビジョンと行動」(動画) 2月12日に開催されたG1会議での弊社代表・田中のインタビュー映像です。「戦略コミュニケーション®が私の分野なので、その分野でどう貢献できるか。日本の再生というものに必要なのは、やはりコミュニケーションというパワーで日本をしっかりと武装する。それによって世界の中での日本の立ち位置をつくっていくということが私が生涯をかけて取り組んでいきたいビジョンです。(つづく)」 globis.jp/2046 2012年04月05日   【メディア情報】2月12日に弊社代表・田中が参加させて頂いたG1会議の開催レポートが更新されました。 「日本の発信力~危機管理力としてのコミュニケーション戦略」 パネリスト:中国で最も有名な日本人・加藤嘉一氏、近藤文化庁長官、四方内閣副広報官 WEF日本代表・土屋氏 、モデレーター:フライシュマン・ヒラード・ジャパン株式会社 代表取締役社長 田中慎一 globis.jp/2008 2012年03月22日  ...