アーカイブ
Author: Corporate Marketing
-
有為な人材とは何か(戦略コミュニケーションで斬る*第14回)
May 23, 2011
今回は有為な人材とは何かを考えてみたい。 以下、5月22日付の日経新聞、風見鶏の中で取り扱われた文章である。 国家の危機に有為な人材を登用するのは当然。 官房副長官に就いた後、萎縮していた官僚たちを「俺が責任をとる」と言って奮起させたのは、仙谷氏だ。 人事の評価を一概には決めつけられないが、それにしても「他に人はいないのか」と言いたくなってしまう。(2011年5月22日日経新聞2面 風見鶏より抜粋...
-
コミュニケーションの正攻法、「根回し」のススメ(戦略コミュニケーションで斬る*第13回)
May 20, 2011
「根回し」と云う言葉がある。 時々によって良くも悪くも使われる。 会社生活の中ではよく「役員会の前に役員メンバーとの根回しをしっかりやれ」とか日本のビジネスマンにとっては必要不可欠なスキルとして扱われることもある。 一方、根回しによるコンセンサス重視のため、海外では日本の意思決定の遅さの元凶ととらえられることもある。 この「根回し」と云う言葉、コミュニケーションの視点から考えると結構「活けた」手法である。...
-
今、目の前にあるチャンス(戦略コミュニケーションで斬る*第12回)
May 18, 2011
世界が多極化する中で、国の発信力が益々問われて来る。 一国の発信力はこれからますます弱まって来るのが世界の趨勢である。 アメリカや中国と言えども、世界世論の流れには抗えなくなって来ている。 今後、国の発信力を上げて行く装置やプラットフォームが求められて来る。 国の世界への発信を拡声する装置の一つに国際会議がある。 大きく2つに分かれる。ダボス会議のようなNGOなどが主催する会議とG8サミットのように国家レベルで主催される会議である。...
-
有事におけるプレスリリースの役割(戦略コミュニケーションで斬る*第11回)
May 16, 2011
本来、プレスリリースは企業の商品、活動などを一般に知らしめるための方法である。 リリースをマスコミに配り、企業の商品や活動についての記事をなるべく多く書いて貰うことを主眼としている。 しかしながら、これは平時の時もの話。 有事になると状況が変わってくる。...
-
仏教は戦略コミュニケーションに通ずる(コミュニケーション百景 第14回)
May 13, 2011
今回のコミュニケーション百景は仏教の話から。「仏教と戦略コミュニケーション?」と思う事なく、しばしお付き合い願いたい。 無我、無常とは仏教における「空」を解くための概念。「空」を理解する事は難しい。 理解とはあくまでも左脳的把握を意味する。「空」はどうも右脳的把握が必要。 「空」とは何事にもこだわらない融通無碍で自由な境地ではと今のところ考えている。...
-
飲み会の企画に学ぶ戦略コミュニケーションの要=○○力(コミュニケーション百景 第13回)
May 11, 2011
戦略コミュニケーションの要となるのは想像力である。 戦略コミュニケーションの視点から考える想像力には二種類ある。 想定したことを実現するために想像する。これ平時の想像力。 一週間後に会社の飲み会をやること想定、そこで何が起こるかイメージする。 場所は六本木、洒落たバーカウンターがある、飲みものはワイン、飲み放題、食べ物は洋風で軽く、立食で行く、などなどイメージ化。 このイメージされた事を実現するにはどうする。...
-
福沢諭吉「独立自尊」の精神に学ぶコミュニケーション(コミュニケーション百景 第12回)
May 9, 2011
(からの続き)「学問のすすめ」の中で福沢諭吉は「惑溺」した精神を粉砕するために「実学」を通じてより「強靭な主体的精神」を形成し、近代社会の「関係性のジャングル」を生き抜くことの必要性を説く。 「強靭な主体的精神」を形成するとは目前の課題を乗り越えるための価値判断を不断に流動する心構えを持つことであると考える。 言い換えれば「自ら自己の視点を流動化する」力をもつということである。...
-
福沢諭吉"12の「ますます」"に学ぶコミュニケーション(コミュニケーション百景 第11回)
May 6, 2011
(からの続き)著作「民情一新」において福沢諭吉は語る。 「西洋諸国の文明開化は徳教にもあらず、文学にもあらず、又理論にも在らざるなり。 然らば則ち何処に求めて可ならん。余を以って之を見れば其れ人民交通の便に在りと 云はざるを得ず。」(民情一新) 福沢諭吉は近代社会においては精神的、物質的にも未曾有の緊密な相互依存関係が出現、社会の不特定多数との複層的な「関係性」の形成が物質的豊かさを実現、文明の進歩を加速化することを洞察していた。...
-
福沢諭吉「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」に学ぶコミュニケーション(コミュニケーション百景 第10回)
May 4, 2011
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」 福沢諭吉の「学問のすすめ」の有名な冒頭の一節である。 この一節は単に人間すべて平等ということを謳っている訳ではない。 文明の進化、もっと端的に言うと文明の進化を支える物質的豊かさを実現する新しい「関係性」のあり方について言及したものである。...
-
グローバル化するコミュニケーション(後編)(コミュニケーション百景 第9回)
May 2, 2011
(からの続き)日本的なコミュニケーションは、プロレスのように、見える部分と見えない部分の微妙なバランスの上で成り立っている。 コミュニケーションのグローバル化は「公」(Public)の世界での戦いである。 グローバルという異文化世界が錯綜するところでは、オモテの世界での勝敗しか認められない。...