アーカイブ

Author: Corporate Marketing

  • 菅総理は“〇〇”がお好き??(戦略コミュニケーションで斬る*第19回)

    June 30, 2011

    菅総理のコミュニケーションの特徴を一言で言うならば、 「奇策好き」である。 孫子の兵法に 「兵は詭道なり」 とある。 詭道とは人を騙し欺くことである。...

  • お知らせ:第16回コミュニケーション技術評価会

    June 17, 2011

    2011年6月25日フライシュマン・ヒラード・ジャパン(以下、FHJ)は「第16回コミュニケーション技術評価会」を開催致します。 これはコミュニケーションを技術として捉え、その向上を目的として弊社が年2回実施しているイベントです。 具体的にはFHJのグループ及びグループ企業(グループ:CCW、FHヘルスケア、SMC。グループ企業:ボックスグローバル・ジャパン、ブルーカレント・ジャパン)による半年の間に起きた代表的なケースの紹介と、ご来賓の方々との質疑応答で構成されています。 またこの場で頂いた様々なフィードバックは、FHJとして日々提供させて頂くコンサルティングやサービス開発等に活かしております。...

  • 「国益」に繋がるメッセージ発信~先代ローマ教皇が持つ、相手視点に立つ強さ~(コミュニケーション百景 第16回)

    June 10, 2011

    先代のローマ教皇パウロ2世は、教皇として始めてイスラム社会に対して十字軍のイスラム世界への遠征を過去の過ちとして自ら認めた。 このメッセージはキリスト教世界とイスラム教世界の間で大きな障壁となっていた「歴史認識」のギャップを一気に縮めた。 これによりローマ教皇とイスラム教世界との間には新たな関係が生まれ、それを軸にパウロ2世は自らが推奨する平和外交をより効果的に展開することができた。 相手視点に立てるということは“強さ”である。自己視点に立ってしまうということは“弱さ”である。...

  • 「国益」に繋がるメッセージ発信 ~ドイツはいかにしてEUでの信頼を取り戻したのか~(コミュニケーション百景 第15回)

    June 8, 2011

    日本とドイツは第二次大戦の敗戦国として近隣諸国との関係に苦労した国である。 日本が戦後60年経ってもまだ、中国、韓国の国々と関係がギクシャクしているのに対してドイツは今やEUの中心国として位置づけられている。 EUでの強い存在感を背景にイラク戦争への反対表明など超大国米国に対して一定の距離を置くことができる外交を展開している。 ドイツはかって侵略をしたフランスやポーランドとの関係を戦後一早く修復した。 対独戦争で最も大きな被害を受けたといわれるロシアとも関係を強化、それを背景にロシアとEUとをつなぐ役割を積極的に担っている。...

  • メッセージ免疫性低下の無自覚症候群(戦略コミュニケーションで斬る*第18回)

    June 6, 2011

    最近朝の挨拶しない人が増えている。 こちらから挨拶をして始めてびっくりした様に静かに、ちいさく挨拶を返す。 悪気はない。気がつかないだけである。 エレベーターの扉が開くと周りに対して“気配り”をせずに無神経に乗る人、出るひとが増えている。 狭い歩道ですれ違うとき、避ける素振りもせずそのまま闊歩してくる人が結構いる。 周りに対する不注意というよりも周りを“意識していない”周りが“見えていない”と言った方がよい。...

  • これからの外交、"間接話法”を利用せよ(戦略コミュニケーションで斬る*第17回)

    June 3, 2011

    外交は国益を守るための戦略コミュニケーションである。 狭義の外交は各国の外交当局間の外交折衝である。 これは当事者間の直接話法で、各国がその利害を超える事が難しく、強要か譲歩の中で落とし所を模索、妥協点を見つけるプロセスである。 この限界を乗り越える方法として相手の国の世論を味方につけ、その世論をテコに相手国に譲歩を迫る間接話法がある。 中国が北京へのオリンピックの誘致に動き出した際は、米国は天安門事件の絡みから反対の姿勢を貫いていた。...

  • 【メディア情報】本日6月1日発売の宣伝会議に寄稿させて頂きました。

    June 1, 2011

    本日6月1日発売の宣伝会議に寄稿させて頂きました。 巻頭特集「近所の評判から風評被害まで その本質を考える」にて、 戦略コミュニケーションの視点から、3.11以降いかにして日本への信頼を取り戻すか、 海外からの風評被害をいかに克服するかについて考察しました。 是非、ご一読下さい。...

  • 多くの日本企業に欠落している、“ある機能”(戦略コミュニケーションで斬る*第16回)

    May 30, 2011

    トヨタのリコール、東電の原発事故、ソニーの個人情報漏洩などのクライシス対応を見ていると、あることに気付く。 多くの日本の企業には「コミュニケーション」と云う括りの機能や組織がない。 ステークホルダーと世間(Public)に対してコミュニケーションをはかり、関係性(Relations)を構築すると云う発想で組織づくりがなされていない。 コミュニケーションとなると大抵は広報部と云うことになるが、日本企業の広報が果たしている機能は企業のコミュニケーションという視点から考えると相当に限定的である。...

  • Public Relationsこそ米・ホンダ成功のカギ(戦略コミュニケーションの温故知新* 第12回)

    May 27, 2011

    (前回からの続き)次は、アメリカの部品メーカーである。 自動車産業は組み立て産業である。数万点にも及ぶ部品を組み立てている。 現地生産となると今まで取引の無かったアメリカの部品メーカーを開拓することが必要となる。 しかしながら、これは簡単な話ではない。 これも従業員と同じようにホンダ生産方式とホンダ哲学を十分理解し、それに対応出来るだけの生産ラインと労働力の質が米国の部品メーカー側に求められる。 出来るだけアメリカの部品メーカーの採用をはかるが、どうしてもダメな場合は、日本で取引している日本の部品メーカーに米国への進出をお願いすることになる 。 これはこれでいろいろと新たな問題を想起させる。 米国の部品産業を破壊するなどと言って日本の部品メーカーの米国進出への反対運動が起こる。 一方、海外進出に慣れない部品メーカーの日本人駐在員やその家族が大幅に増えることに対する地域社会との軋轢が増えてくる。 いずれにせよ、モノを売ることからモノをつくることになるとより多くのステークホルダーとの関係性が複雑に交差、そこを十分に手当てしないと現地化戦略は間違いなく頓挫する事態に当時のホンダは直面していた。 いずれにせよ、ホンダのアメリカでの現地化戦略を成功させるためには、その実現に資する形で多様化するステークホルダーとの関係性を戦略的に構築して行く事が大きな課題になっていた。 ホンダがアメリカでPublic Relations部門を立ち上げるに至る背景がここにある。 *「戦略コミュニケーションの温故知新」。このシリーズでは一度、原点回帰という意味で私のコミュニケーションの系譜を振り返り、整理し、そこから新たな発想を得ることが狙いです。コミュニケーションの妙なるところが伝えられれば幸いだと考えます。 ~~~~~~~~~~~~~~~筆者経歴~~~~~~~~~~~~~~~~~ 田中 慎一 フライシュマン・ヒラード・ジャパン 代表取締役社長 1978年、本田技研工業入社。 83年よりワシントンDCに駐在、米国における政府議会対策、マスコミ対策を担当。1994年~97年にかけ、セガ・エンタープライズの海外事業展開を担当。1997年にフライシュマン・ヒラードに参画し日本オフィスを立ち上げ、代表取締役に就任。日本の戦略コミュニケーション・コンサルタントの第一人者。近著に「オバマ戦略のカラクリ」「破壊者の流儀 不確かな社会を生き抜く”したたかさ”を学ぶ 」(共にアスキー新書)がある。 ☆twitterアカウント:@ShinTanaka☆...

  • メッセージ発信の“レーダー機能”を活用せよ(戦略コミュニケーションで斬る*第15回)

    May 25, 2011

    メッセージ発信は相手に何かを伝えるだけではない、 メッセージを発信することによって相手の反応を読み、 その狙いや動きを察知することも重要な目的である。 そして、そのメッセージ発信の“レーダー機能”が今後はますます重要になる。...